【名古屋グルメ一覧】名古屋名物『なごやめし』をすべて紹介!
地元の人々は名古屋のユニークな食べ物に恋をしています。
現在では「なごやめし」と呼ばれ、日本では広く知られ始めたのではないのでしょうか!
名古屋を訪れるなら、名古屋の名物「なごやめし」をぜひお試しください!
なごやめし一覧
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ひつまぶし
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味噌かつ
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手羽先
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台湾ラーメン
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きしめん
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味噌煮込みうどん
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名古屋コーチン
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あんかけスパゲティ
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モーニングサービス
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カレーうどん
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台湾まぜそば
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味噌おでん
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鉄板イタリアン
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天むす
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小倉トースト
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ういろう
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えびせんべい
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エビフライ
なごやめしを全部紹介します!
ひつまぶし
「ひつまぶし」とは?
ひつまぶしは、焼いたうなぎを細かく刻んで米にのせ、甘辛い醤油ベースのタレ(うなぎのタレ)をかけた料理です。途中で薬味をトッピングしたり、出汁をかけてお茶漬けのようにして食べます。
主な食材
- うなぎ
- 米
- タレ
- 出汁
- 薬味
相場
¥3,000〜¥5,000
「ひつまぶし」と「うな重」の違いは “食べ方” にあり!
ひつまぶしと区別がつきづらく、違いがわかりにくいのが「うな重」(うなぎ丼)です。ここで明確な違いだけ押さえておきましょう!
まずは料理のセット内容について。
うな重は基本的にうなぎ丼一つあれば、うな重として料理が成り立ちますね。
一方で、ひつまぶしはと言うと、うな重に加えて、お出汁やネギ、ノリ、ワサビなどの薬味がセットになって初めて「ひつまぶし」という料理が成り立ちます。
また、うなぎも細かく刻まれているのがポイント!
それではこれから、お出汁や薬味がどのように活躍するのか見ていきましょう!
味噌かつ
「味噌かつ」とは?
味噌かつはかつに味噌をかけた料理。味噌は甘めに仕上がっていることが多い。
主な食材
- 豚肉
- 味噌
相場
¥1,000
味噌ソースには「サラサラ系」と「こってり系」の2種類が!
かつに味噌をかけるだけのとてもシンプルでわかりやすい料理、味噌かつ。
そんな味噌かつは大きく2種類に分けられます。
ポイントは味噌ソースにあり。
一つは「サラサラ系」の味噌ソース
液体に近く、衣や肉によく染み込むタイプです。
もう一つは「こってり系」の味噌ソース
固体寄りのソースで、衣のサクサク感を残しながら、味噌の味をしっかりと感じられます。
このソースの違いは、目に見えるわかりやすい違いと言えるでしょう!
手羽先
「手羽先」とは?
手羽先とは鶏の羽の先部分(手羽先)を唐揚げにした料理。甘辛いタレ、濃いめのスパイス、ゴマで味付けされます。
主な食材
- 手羽先
- 塩胡椒
- 醤油
- ゴマ
相場
¥500(5本)
ビールにぴったり!居酒屋系なごやめし
手羽先(手羽先唐揚げ)は居酒屋で愛されるなごやめしです。
ビールをはじめとした色々なお酒にとにかく良くマッチします!
その理由はコレ!味の濃さです!
胡椒のスパイシーさがよ〜く際立った、濃〜い味付けがお酒をグイグイといかせます。
「一度食べ始めたら止まらない」と言われる手羽先。
名古屋ではすっかり酒の席の定番メニューになりました。
台湾ラーメン
「台湾ラーメン」とは?
台湾ラーメンは、唐辛子で辛く炒めたミンチをメインに、ニラやニンニクを加えたラーメン。台湾ではなく名古屋が発祥。
主な食材
- 中華麺
- 豚ひき肉
- 唐辛子
- ニンニク
- ニラ
- 鶏ガラスープ
相場
¥600〜¥1,000
台湾にはない、名古屋発祥のまかない飯
台湾ラーメンは名古屋市で生まれました。生誕の地は名古屋市にある「中国台湾料理 味仙」です。
台湾出身の店主が、台湾に元々あった「台仔(たんつー)麺」という麺料理を、激辛にアレンジして提供し始めたのがルーツ。
名前はシンプルに「台湾ラーメン」。お察しの通り、考案者が台湾出身だからである。
初めのうちは一部の客だけに知られていましたが、1980年代後半の激辛ブームもあり、今となっては名古屋にすっかり定着。
色々なラーメン屋で台湾ラーメンが提供されています。
ちなみに、台湾では逆に「名古屋ラーメン」と呼ばれている。
参考:中国台湾料理 味仙 「元祖台湾ラーメン」
きしめん
「きしめん」とは?
平たい形状のうどんのこと。普通のうどんに比べてツルツルとし、喉越しが良いのが特徴。
主な食材
- きしめん
- かつお節
- ほうれん草
- かまぼこ
- 長ネギ
- つゆ
相場
¥500〜¥1,000
麺を薄くした"だけ"のうどんでしょ?
はい。その通りです。
きしめんとは平たく打たれたうどんのことです。
なごやめしの一つだと自信を持って言えるきしめんですが、「平たいだけで、ただのうどんでしょ?」と思われがち。
そうなのです。それを完全に否定することはできません。
ただ、考えてみてください。
なぜ、平たいだけのただのうどんが、姿を消すどころか名古屋の代表料理の一つになっているのかを。
インパクトがない料理だからこそ、言葉では伝えきれない奥深〜い魅力があるのです。
味噌煮込みうどん
「味噌煮込みうどん」とは?
うどんを鶏肉、ネギ、油揚げ、椎茸などと一緒に味噌で煮込んだ料理。一般的に土鍋が使われます。
主な食材
- うどん
- 味噌
- 鶏肉
- 長ネギ
- 油揚げ
- 椎茸
相場
¥1,000
プツプツ食感の歯応えうどん
味噌煮込みうどんは味噌の味や具材に興味が行ってしまいそうですが、うどんに注目して頂きたいです!
一般的なうどん生地には「塩水」が使われますが、味噌煮込みうどんの生地には「真水」が使われます。
この使用する水の違いは食感に表れます。
独特な噛み応えがあるのですが、「もちもちとコシが強い」と言うよりかは、「芯が残っておりプツプツと噛み切れる」と言う表現が近いです。
初めての方には茹で時間を間違えたと思われるかもしれませんね!
名古屋コーチン
「名古屋コーチン」とは?
日本を代表する愛知県特産の地鶏。身が締まっており弾力があるのが特徴。卵は色が濃く味も濃厚。
主な食材
- 名古屋コーチン
相場
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多彩な鶏料理に使用される、贅沢食材。
名古屋コーチンは多彩な鶏料理に使用されます。
焼き鳥、鍋、親子丼、手羽先、唐揚げなど、鶏が使われる料理なら何でも活用できちゃいます!
また、卵黄はクッキーやプリンなどのスイーツにも使用されることが多くなり、お土産で人気です。
名古屋コーチンは名古屋・愛知の人が日常的に食べている鶏肉ではなく、ちょっと特別なときに戴く贅沢な鶏肉です。
厳正な管理のもと育てられた鶏肉ですので、普通の鶏肉を使うときよりも料理の値段がワンランク、ツーランクアップします。
あんかけスパゲティ
「あんかけスパゲティ」とは?
ラードで炒めた極太麺。そこに胡椒のスパイシーさ際立つ、あんのようなとろみのあるソースをかけた料理です。
主な食材
- 極太麺
- ケチャップ
- 胡椒
- 玉ねぎ
- ピーマン
- ウインナー
相場
¥1,000
満腹"ジャンク"スパゲティ
見た目以上のボリューム感を秘めているあんかけスパ。
大きな要素は3つ。
一つ目は、使用する麺が「極太」だと言うこと。直径2.2mmと、一般的なスパゲティの30%増しの太さです。
二つ目は、茹でた麺をたっぷりのラードで炒める点。これは見た目に表れない、ボリュームを作り出す要因です。
三つ目は、お好みにはなるが、豪快なトッピングや麺増量サービスを設けている店が多い点。
以上の特徴もあってか、若い男性向けのジャンクフードとしての側面もある。
モーニングサービス
「モーニングサービス」とは?
名古屋のほとんどの喫茶店で提供されているサービス。朝の時間帯にドリンクを注文すると無料でトーストやゆで卵が付いてくる。
主な食材
- お好きなドリンク
- トースト
- ゆで卵
- 内容は店により様々
相場
ドリンク料金 + ¥0〜¥500
モーニングサービスから名古屋旅をSTART!!
名古屋を朝から楽しむのであれば、モーニングサービスは欠かせないです。
店によって様々ですが、モーニングサービスの提供時間は開店から朝の10時、11時くらいまで。
最近は地元の人からだけでなく、観光客からも注目されていることもあり、モーニングサービス文化がどんどんと進化しています。
定番のサービス内容は、コーヒー(お好きなドリンク)に無料でトースト、ゆで卵が付いてくるというもの。
ですが、店によっては、名古屋名物小倉あんやカレーライスやうどんやフルーツがセットになっています。
朝食から非日常感を存分に味わい、素晴らしい名古屋旅スタート!
カレーうどん
「カレーうどん」とは?
名古屋のカレーうどんはスパイスを調合した本格的なカレールーが使用されています。スープは鶏ガラベースです。
主な食材
- カレールー
- 鶏ガラスープ
- うどん
- 油揚げ
- ネギ
- 豚肉
- かまぼこ
相場
¥1,000
『名古屋流』カレーうどん
名古屋に限らず、全国的に食べられている「カレーうどん」。
それでも、なごやめしの一つに数えられるからには、“名古屋流”と呼べる特徴があるのです!
まずは麺。
食べ応えのある極太麺を使用します。
次にカレールー。
スパイスが良く効いた本格カレーで、名古屋の人の口に合うように濃厚に仕上げられます。
そしてスープ。
和風だしをメインとせずに、ラーメンにも使われる鶏ガラスープを採用しています。
最後に具。
油揚げ、ネギ、豚肉、かまぼこが基本の具です。
台湾まぜそば
「台湾まぜそば」とは?
汁無し麺の一種。極太麺、台湾ミンチ(唐辛子とニンニクを効かせた醤油味のピリ辛ミンチ)、ニラ、ネギ、魚粉、卵黄、好みでニンニクをよくかき混ぜて食べる。
主な食材
- 極太麺
- 台湾ミンチ
- ニラ
- ネギ
- 魚粉
- 卵黄
- ニンニク
相場
¥800〜¥1,000
名古屋発の新しいラーメンの形
台湾まぜそばは名古屋で生まれた今までにない新しいラーメン。新名古屋名物として注目を集めています。
こちらは腹が減ったときに食べていただきたい一品。メインの具となる台湾ミンチ(唐辛子とニンニクを効かせた醤油味のピリ辛ミンチ)の辛さや、極太麺のボリュームで刺激のある満足感が得られます。
新しい名古屋の食文化を味わいたい人、ボリュームや刺激のあるジャンクフードが好きな人、新しいラーメンを食べてみたい人はぜひ一度食べてみてください!
味噌おでん
「味噌おでん」とは?
豆味噌(赤味噌)ベースのダシで煮込んだおでん。味噌を後がけではなく、味噌で煮込むのが一般的。
主な食材
- 味噌
- おでんの具
相場
¥100〜¥300(1種)
赤味噌が染み込む大根は格別!
おでんと言えば「大根」が一番好き!と言う方も多いのではないのでしょうか?
大根でなくとも、おでんの中で一番好きな具を持っている方は多いはず。
それでは、その一番好きなおでんの具を「味噌おでん」として食べてみたことはございますか?
もしも、ないのだとしたらぜひ一度、味噌おでんとして食べてみてください!
中まで味噌が染み込み、濃い赤褐色になったおでんの具はきっと美味しいはずです!
鉄板イタリアン
「鉄板イタリアン」とは?
トマトケチャップで味付けされたスパゲティ(イタリアン、またはナポリタン)を、鉄板の上に盛り付け、フチから溶き卵を流し込んだ料理。
主な食材
- スパゲティ
- 卵
- ケチャップ
- ハム・ウインナー
- ピーマン
- 玉ねぎ
- マッシュルーム
相場
¥700〜¥1,000
アツアツ!を最後まで
もちろん、名古屋名物はこのケチャップスパゲティを指すわけではありません。
鉄板、鉄板に敷かれた溶き卵、ナポリタンがあってこその名古屋名物なのです。
なぜ、普通の皿でも良いと思われる料理に、鉄板が使われるようになったかというと、冷めないようにしようとしたことが始まりです。
この工夫をした初めての店が喫茶店であったためか、鉄板イタリアンは洋食店やパスタ屋よりかは喫茶店でよく提供されています。
天むす
「天むす」とは?
エビの天ぷらを具にしたおにぎりのこと。一般的なおにぎりよりもサイズは小さい。冷めても美味しいのが特徴。
主な食材
- エビの天ぷら
- 米
- のり
- きゃらぶき
相場
¥700〜¥800
テイクアウト ミニサイズなごやめし
天むすはテイクアウトできるなごやめしとして人気です。名古屋駅や商店街やスーパーでさっと気軽に購入できます。
テイクアウトなごやめしとして人気の理由は、持ち運びがしやすいという点もありますが、冷めても美味しいという点も大きな要因です。
小倉トースト
「小倉トースト」とは?
マーガリンやバターを塗ったトーストに、たっぷりの小倉あん(あんこ)をのせた料理。
主な食材
- トースト
- あんこ
- バター(マーガリン)
相場
¥400〜¥1,000
名古屋の喫茶店の"朝食"定番メニュー
小倉トーストは1990年頃、名古屋の喫茶店で生まれました。
その味が名古屋の人々にウケ、瞬く間に名古屋の喫茶店に広まっていったそうです。
今となっては、名古屋のほとんどの喫茶店のメニューにある小倉トースト。
地元の人、観光客問わず、朝食として人気のなごやめしです。
ういろう
「ういろう」とは?
甘さが控えめのもっちり食感の和菓子。米粉に砂糖を混ぜて作ります。
主な食材
- 米粉
- 砂糖
- 水
相場
¥400〜¥600(約350g)
形いろいろ、色いろいろ。進化するういろう
ういろうと聞くと、いや、和菓子と聞くと若者にはうけず、「昔ながらの懐かしい味」という印象が思い浮かびがちです。
ですが、少なくともういろうだけは進化が止まらず、若者の心さえもガッチリと掴んでいます。
味のバリエーションを増やし、カラフルにするだけではありません。
アイスキャンディー風に仕上げてみたり、パッケージを可愛くするなどして、名古屋の人気土産の地位を確立しています。
えびせんべい
「えびせんべい」とは?
エビを原材料にしたせんべいのこと。おやつから贈答用の高級品まで幅広いラインアップ。
主な食材
- エビ
- せんべい
相場
¥500〜¥1,000
お土産にもってこいの名古屋名物えびせんべい。
名古屋土産の定番の一つとして挙がるのがえびせんべい。
おやつとして普段から食べられる安価なものから、お土産や贈答品向きの高級・贅沢なえびせんべいまであります。
見た目や味も多種多様。
エビを練り込んだもの、エビを形そのままにせんべいに加えたもの、エビそのものをせんべいにしたものなど、製法によって見た目が随分と違ってきます。
また、シンプルにエビの風味を活かしたものからマヨネーズやガーリックの味を加えたものまで味も様々です。
見た目にしても、味にしても、本当に種類が豊富ですので、お土産で喜ばれること間違いなしです!
エビフライ
「エビフライ」とは?
他の地域で食べられているエビフライと特に変わりはありません。ただし、名古屋らしいアレンジをしている店も多い。
主な食材
- エビ
- パン粉
相場
¥1,000〜¥2,000
タモリさんの発言がきっかけで名古屋名物に!
なぜ、全国的に食べられているエビフライが名古屋名物に数えられるのか疑問に思っている方も多いはず。
その答えはテレビタレントのタモリさんの発言にありました。
「名古屋では“エビフリャー”が一番のごちそう」とネタにしたことと、それに乗っかりエビフライをウリにする飲食店が増えたことで一気に名古屋名物として知られるようになりました。
また、愛知県民はエビの消費量も多く、県を代表する魚がクルマエビに指定されているくらい、エビ好きであることも要因の一つかもしれません。
名古屋限定料理ではなく、名古屋名物として数えるのに否定的な意見が多いのも事実ですが、
名古屋独自のアレンジをし、エビフライを楽しんでもらおうとしている店が多いのもまた事実です!
名古屋グルメの名店もチェック!!
このページで紹介した名古屋グルメのおすすめ店を集めました。
まずはこれらのお店をチェックしておくべき!!という店だけを厳選して紹介しています。
ぜひ、一度ご覧ください。
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